アンダーコンストラクション

木 塗料 ひも

2010
東京藝術大学美術館, 茨城

戦前戦中に玩具や漫画に描かれた英雄像は人々の憧れの対象となり、現実の身体の脆さを忘れさせた。
時代が移り変わるごとに、たち現れる不安要素に対して、それに見合う巨像/虚像が描かれる。
現在と過去を問わず人々はアニメやゲーム空間で思い描く登場人物の万能さに魅了され、虚像の空想にひたる。
重力・気温・酸化などの外圧をはじめ、現実には完全無欠さを失わせる要因が満ちている。
虚構で描かれるロボットを現実に引出し、巨像/虚像に不完全さ背負わせる。